リンパケアとは(リンパトレナージュ)

リンパケア(リンパトレナージュ)の基礎知識

 リンパとは、内臓や筋肉など体のいたるところにあるリンパ管を通る体液のことで、リンパ液とも呼ばれます。リンパは体の中の老廃物や余分な水分の排出を促したり、体を細菌などから守ったりする働きがあります。
リンパが詰まって流れが悪くなると細胞の中に老廃物などがたまり、むくみやこりの原因になったり、肌に影響を与えたり疲れなどが起こったりします。リンパマッサージは、手を使って肌の上から適度な刺激を与えながら、リンパ液の流れをうながし、いらなくなった水分や不要物のスムーズな排出を促すようにします。
リンパマッサージは、美肌やダイエット、デトックス、小顔のほか、脚のスタイル改善、余計な脂肪の解消など、美容に効果があると言われています。また、免疫機能を高めて疲労回復や肩や首のこりの解消、冷えなど健康維持にも役立ちます。さらに、マッサージによるリラックス効果が得られ、ストレス解消も期待できます。

   

 

リンパケア(リンパトレナージュ)の活用術

 リンパマッサージは、体質や生活習慣などで個人差がありますが、定期的に通うことをおすすめします。サロンと自宅でのマッサージをうまく使い分けると、より効果的にリンパの流れが改善され、健康維持につなげることができるでしょう。
太ももの付け根や鎖骨リンパ節など、詰まりやすい部分は自分でも毎日簡単なマッサージをするようにして、気になる症状が出てきたときや、リフレッシュをかねてマッサージを受けたいときにサロンへ通うことをおすすめします。

 

リンパケア(リンパトレナージュ)の流れ

1.カウンセリング
こりやむくみが気になる部分や肌荒れなどの体の状態、体質などの必要事項、重点的にマッサージしてほしい部分の要望などをお伝え頂くとセラピストがご要望に合わせた施術を行います。

2.着替え
施術内容によって違いますが、サロンが用意している施術着に着替えます。
施術中はバスタオルなどで施術部分以外を覆います。

3.施術
フットバスで施術の前に体を温めるます。体を温めた後は、リンパマッサージを開始します。足先、そけい部(ももの付け根)、お尻、背中、肩、デコルテ、手足など手順によってマッサージを行い、リンパを流していきます。このときにリンパが詰まっていると痛みを感じる場合があるようですので、痛みが強い場合はスタッフに伝えて力を調整します。

4.仕上げ・着替え
ホットタオルなどで体を拭き、着替えやメイク直しをして終了です。施術後にドリンクサービスがあります。水分を摂取することで、流した老廃物や余分な水分の排出を促すことができます。
施術後に、スタッフが施術しながら気付いた点や施術後の注意点、日常生活でのアドバイスなどを伝えてくれますので、自宅でのケアの参考にしたり、サロンに通う頻度を決めたりするのに役立ててください。

リンパケア(リンパトレナージュ)の基礎用語

鎖骨リンパ節

鎖骨のくぼみの上辺りにあるリンパ節を「鎖骨リンパ節」といいます。特に左側の鎖骨リンパ節は、体の中を流れたリンパ液がここを通って心臓に戻るため、老廃物を含んだリンパ液が集まる箇所の一つといえます。この部分のリンパが詰まると、顔や腕のむくみ、肩や首のこりなどにつながります。

経路リンパマッサージ

経絡とは、体の中を流れる経脈と、経脈同士をつなぐ絡脈という2種類のルートのことをいいます。絡脈は12本あるといわれており、「12経絡」と呼ばれています。経絡リンパマッサージは、リンパの流れを改善するだけではなく、この12経絡にも働きかけ、リンパと血の巡りを改善し、健康維持に役立てるためのマッサージです。

美顔リンパマッサージ

美顔リンパマッサージは、顔の筋肉をマッサージしてハリや弾力のある筋肉を作ったり、顔の筋肉の間にあるリンパの流れを改善することで、リフトアップや美肌、小顔、老け顔解消を目指すものです。リンパを刺激すると新陳代謝が促進されるため、たるみやむくみを解消できるほか、目の下のクマや目の周りのくすみ、ほうれい線、肌荒れを改善したり、気になるフェイスラインを整えたりします。

 

リンパケアの豆知識

リンパマッサージとリンパドレナージュの違い

リンパマッサージは、リンパ液の流れを良くするためにマッサージすることで、アロマオイルやジェルなどを用いてマッサージすることが多いです。これとよく似たもので、「リンパドレナージュ」というものもあります。リンパマッサージとの違いは、アロマオイルなどを使用せず、リンパの流れを阻害している要因を取り除きながらリンパを流していくという点です。非常に優しい圧をかけて浅いリンパに働きかけるため、痛みを感じないことも多いようです。

美顔リンパマッサージのキーワードは「笑顔」

美顔リンパマッサージは、顔の筋肉をマッサージしてハリや弾力のある筋肉を作ったり、顔の筋肉の間にあるリンパの流れを改善したりすることで、リフトアップや美しい肌、小顔、年齢よりも老けて見えることへの改善を目指すものです。リンパを刺激すると新陳代謝が促進されるため、むくみを解消できるほか、目の下のクマや目の周りのくすみ、ほうれい線、肌荒れを改善したり、気になるフェイスラインを整えたりすることができます。

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つの大切なリンパ節とは

数あるリンパ節の中でも特に重要とされているリンパ節があります。それは、鎖骨上部、太ももの付け根、膝裏、脇の下、首の5箇所のリンパ節です。
・鎖骨リンパ節(鎖骨上部)は、体内を流れたリンパ液が心臓に戻るときに通るため詰まりやすくなります。
・鼠頸リンパ節(太ももの付け根)は上半身と下半身をつなぐ働きがあります。
・膝窩リンパ節(膝裏)が詰まると足の痛みやむくみの原因となります。
・腋窩リンパ節(脇の下)が滞ると肩や二の腕に影響を及ぼしたり、免疫機能が低下したりします。
・頸部リンパ節(首)が詰まると、肩こり、めまい、頭が重いなどの不快感が起こる場合があります。


浅いリンパと深いリンパの働き

リンパには浅いリンパと深いリンパがあります。浅いリンパは皮膚の下に分布し、深いリンパは筋肉や内臓のまわりにあります。浅いリンパが滞るとむくみなどの原因になり、深いリンパの流れが悪くなると、体の冷えや便秘、こり、めまい、眠れないなどの原因になることもあります。
浅いリンパは皮膚の上から優しく指などで同じ方向に流していきます。深部のリンパは筋肉をほぐし血液の流れを良くしながら、筋肉の中の詰まりを改善してリンパを流していきます。